ようやく大本命の知床1日ツアー。
今日お世話になったのは、「知床オプショナルツアーズSOT!」さん。
1名からでも遂行OKで今日は自分1人だった。
まずは流氷ウォーク。
ホテルの上から見た感じで分かったが、流氷・・・南風の影響で岸から離れてしまったらしぃ。
ちょっとした風で位置が変わっちゃうんだよね。
港には残っているので、今日はそこで楽しむ事になった。
クリオネ探しなどをするということだったが・・・クリオネいない。
いる時は群れでいるらしぃ。
1匹だけそれっぽいのを見かけただけで終わってしまった。
ちなみに、
海の上に浮かんで探してた。
・・・ん?w
真冬の海の上にぷかぷか浮いて探してた。
目の前には氷が張ってあって氷の上から海に飛び込んだ。
あ、嘘。
そっと入った。
そういう特殊なスーツがあって顔だけ水面に出したまま浮いていられる。
だから泳げない!
進む時は自転車を漕ぐような感じで足をまわす。
なかなか垂直に立つのも難しかったりする。
基本系はラッコみたいな感じかな・・・お腹を上にして足と手と顔を水面上に出して浮く。
さすがにずっと入っていると寒くなってくるがこの感覚はなかなか楽しい。
次にワシ探し。
おおわしとなんちゃらわしを探しに行った。
探すというよりあちこちにいるのを見つけるといった感じだった。
それ程、多く見る事ができた。
望遠鏡をお借りしてワシをじっくりみたが、なんちゃらワシはなんかカッコイイ!
色合いがなんか好きだ。
そんなワシだが、中には海に入ってしばらく出られなかったワシもいた。。。
流氷に登って羽を乾かして別のところに飛んでいったので良かったけれど・・・飛ぶのが下手だったのだろうか?
そんな海方面を見ていると、アザラシ発見。
顔をひょこんっと出している。
野生のアザラシ見たの初めてかもしれない。
カワイイw
3、4匹はいたと思う。
あの場所はなかなかの穴場だ。
お昼。
道の駅周辺にお店があるので、そこで食べてきてねーってことで一旦お別れ。
ガイドの方がオススメもしていた「くまのや」さんで昼食。
北海道きたのにウニ食べてなかったんだよね。
そもそもウニ嫌いなので基本的には頼まないんだが、北海道のウニは全然違うと良く聞いていたので食べてみたくなっていた。
しかし値段を見てビックリ。
こっこれはありえない値段だw
しかししかししかし!
せっかくここまで来たのだからとお店に入る前に気合いを入れて入店。
迷う事なく「うに・いくら丼」を注文。(ぇ
いや・・・ほら・・・基本的にウニ嫌いだけどイクラ好きだから不味くてもイクラで中和されると思って。
それに一応これはくまのや特製丼でオススメの丼!
でてきたぞ。
うに・いくら丼の最終形態が!
ちなみに、ウニは知床(羅臼)産らしぃ。
イクラも地元産のはず。
でわ頂きます。
まずはウニの部分だけ。
・・・うん。
もう一口・・・うん?
小さく切りすぎたのでもう少し大きめのを・・・うまい!!!
いやなんだこれ。
ウニじゃない!
甘いぞ。
東京で食べるウニとは別物だろうw
これは確かに美味しい。
イクラもプチプチしてやっぱり美味しい。
もう美味しすぎて大事に大事に食べてしまった。
後から入って来た人が、リーズナブルな豚丼とか海鮮ラーメンとか頼んでいて、
それじゃない!これ食え!って言いたくなるぐらい美味しかった。
ごちそうさまでした。
昼食後は、スノーシューを履いて雪が積もった知床の自然の中へ。
ただ、今日は天気が悪くて雪+風が強い。
途中で引き返すかもという事で出発。
なんだろう。
この、思い描いていた通りの自然体験は。
雪が降り積もる雪道をザックザックと歩く感じ。
素晴らしい。
今まで、ツアーとかは南のほうとか夏とか暖かい場所でしか参加してこなかったのでなんか新鮮。
白樺の木が多い所は若い森とか・・・色々お話しを聞きながら進む。
途中から明らかに木の数が増えてきた。
その辺りから、動物っぽい足跡がチラホラ。
モモンガが食い散らかした後などもチラホラ。
キツツキの巣などもチラホラ。
どんな動物に会えるのかワクワク。
しばらくすると下りの道がでてきた。
スノーシューの本領発揮である。
雪がなかったら普通に下っていくだけだが、
雪が降り積もってスノーシューを履いていると大股で適当に飛び跳ねるように走りながら下っていける。
まぁちょっと長靴のサイズが合ってなくて靴が脱げそうになって失敗してしまったが、倒れても痛くないってのは楽しい。
雪が降り積もったところなので雪に埋もれるだけである。
その後すぐにひらけた場所に着いた。
ここは風が強すぎて、風に強い白樺の木でさえ生えない場所になっている。
たしかに・・・雪が真横に降っているw
どういうことだってばよ!
さらに崖もあってなかなか怖い場所だ。
そこから滝・・・が凍った場所が見えた。
男の涙と言っていたかな?
滝といっても川がない。
崖の間から?流れ出る滝らしぃ。
そして光りの具合で青く見える。
なかなか素晴らしい氷のつららである。
反対方向の森の中に入り、しばらくして風が強くなる「音」がした。
森に入るといたって穏やかなので天気の荒れ具合が分かりにくい。
そこまでも、モモンガなどを探していたが現れず。
天気も悪くなる一方なので引き返す事になった。
さっきのひらけた場所がさらにひどくなっている。。。
相変わらず雪が横に降っているが、その勢いが増した感じになっている。
とにかく顔に当たるのが痛い!
少し進むと傷が付いた木があった。
ヒグマが木登りした爪痕だってさ・・・!?
なんかついでのように見せられたけど、
他の場所のツアーによっては、この爪痕を見るためのツアーが組める程のものらしぃ。
ちなみに現在は冬眠中。
あと1週間ぐらいで毎回目覚めているみたいなのでわりとギリギリな時期だ。
夏のツアー時には遭遇することもあるといっていた。
見たいような怖いような。。。
安全に帰れれば見たいけど野生だから何があるか分からない。
そのまま引き返して終了。
結局、動物は見られなかったけど冬のツアーっぽいのを楽しめたからいいかな。
ホテルに戻ってからも元気だったのでそのままホテル周辺散歩。
お昼の時に寄った道の駅まで歩いたけどそれなりに距離があって大変だった。
歩道は雪道多いのも難点。
夕飯。
最初はバイキングだったが人が少ないということでレストランでの普通の食事になった。
一応、値段的には上のプランになる。
わりと高級感漂う場所と食事・・・
だがそれだけだった。
日本食だけど自分には合わない。
ものすっごい不機嫌になってしまった(汗
なんか良く分からない細かい料理が何種類もあるようなホテルで良く出そうな料理なんだが美味しく感じない。
ホテルの料理が不味いというわけじゃなくて、好みじゃない。
さらに、
お米とお吸い物を出すタイミングを言わないといけなかったらしく、最後まで出てこなかった。
いや、お米はいらないといったんだが、お吸い物はほしかったんだよ・・・
最後まで聞かれなかったと思うんだよなぁ。
というかそのシステムがメンドクサイ。
食べてるとちょいちょい追加の料理が出て来たり、お皿下げにきたり・・・メンドクサイ。
もう食べていいものを最初に出しといてくれ!!!
・・・今後、
ホテルでこういった食事になるときは夕飯なしにしようと思った。
バイキング以外はダメだ。
全くもって合わん。
不機嫌になった気持ちを癒すのは風呂しかない。
さっさとお風呂に入った。
露天風呂もあるのだが、雪が降っていた。
ああっ!
わりと理想の露天風呂!
雪降る中で入る露天風呂最高にイイ!
岩の上に雪が積もってるし本当素晴らしい。
夕飯時の不満が一気に吹き飛んだ気分だ。
調子に乗って一句。
『漆黒の 闇より下りし 白結晶 染まらぬ汝に ひそり溶け込む』
中二病的なのはもちろん意識した><b
ついでにホテル内に一句詠んだのを投稿するボックスがあったので入れといた。
さすがに本名じゃなくてハンドルネームの「kazgb」にしといたけど・・・
掲載されてたら誰か教えて(ぇ
考えつくまで露天風呂に入り続けていたので結構長い間入っていたと思う。
一句考えるのも大変やね。
【費用】
ツアー代10000円
お昼代2650円
お土産代315円