印刷博物館へ～少し学んだから楽しい場所～

「印刷博物館」

午前授業で午後はそんなにする事がなかったので印刷博物館へ行ってきました。
予定では・・・お昼を同じ建物にあるカフェで食べて紅茶を飲んで優雅なひととき～♪を過ごすつもりでいたんだが、カフェと併設のレストランまで臨時休業。
仕方ないので外をぐるぐるして中華屋で済ましました。
予定立てるといつも崩れるよ！

そんなわけで気を取り直して印刷博物館の中へ。
実は１３時３０分から、印刷工房「印刷の家」の見学会が開催されるので、とりあえずそれに参加するつもりで予定を立てていた。

チケットは一般３００円、学生２５０円だが、自分は２０００円で「ぐるっとパス」を購入。

都内？の文化的施設の利用券or割引券がついた束。
そう。

わりと厚めの束だった。
２ヶ月以内に他の施設巡ればかなりお得なチケットになっているので今後もコレを使って色々周るつもり。
大半自転車範囲だし、晴れてさえいれば行けるさ。

時間も迫っていたのでとりあえず集合場所付近で待っていたら召集かけられた。
見学者・・・３人！
実は先着１０名様のみのイベントなんだが、、、平日だしそんなもんか。
ちなみにイベントに参加しない他の客はいないので博物館見学者が３人しかいないということに・・・
受付の人とか暇だろうなぁ。

博物館の中は撮影禁止だったんだが、印刷工房「印刷の家」の中は撮影OKということでバンバン撮ってきた。
まずは鉛活字を見せられて、１人１つ持たされ、これで印刷してたんだよ～から始まった。
ちょうどさっきまで授業受けてた学校の先生と歳が近そうな人で親近感があって良かった＞＜。

実はこの鉛活字、先生から頂いたのがあるので本物を持っていたりする。
（写真ワスレター！　ウィキペディア参照）

説明は・・・うんうん。
最初のほうで学校で学んだ事だ♪　っとちょっとうれしかった。
復習になるね。

こういった感じで並べられているので、それをまずは取ってくる人が必要。
それ専門にやっていたのが・・・

「文撰」

ちなみに、「の」という字がたくさんあるのは、それだけたくさん文を作る時に使っているという事。

持ってきた活字を使って～

「植字」

活字を並べて原稿に指定してある体裁に並べ組む事。

ちなみにこれ・・・
日本語の分だけあるのでかなり多いです。

こういうのが・・・

こんな感じで並んでいる。

中には面白い物も・・・

ハートとかこの頃から使ってたんだなぁｗ

それと・・・分かるかな。

ほぼ同じ位置に自分の汚い爪がうつっているんだが・・・こんな小さい活字もありました。
もはや読めない。

なんだろう。
鉛活字が並んでいるを見たときに、授業の中で想像していた空間が広がっていってワクワクして鳥肌が立ってしまった。
この空間が楽しい～♪

次に古い印刷機の説明があった。
その前に、活字を作る機械かな。

活字を作る元となる型があって、それを作る機械らしぃ。
鉛活字って大きめの会社だと１度使うともう使わないみたい。
何度も使うと削れて文字が広がっていってしまうのと、棚に戻す手間を考えたら使ったら鉛に戻したほうが早いらしぃ。
そしてまた型から新しく鉛活字を作るとの事だった。

で、
わりと古い印刷機。

派手な装飾が施されているが、実用半分、デザイン半分くらいで割と実用性あるみたいだ。

次も古めの印刷機だが、さっきよりもコンパクトになった。
重りの部分がバネになってるらしぃ。
それで・・・これを実際に使って刷らせてもらった。

インクはこんな感じで担当の人がつけてたけど。

台をプレスするところまで移動して、プレスして、戻す。という過程を体験させてもらった。

それで出来上がったのがコレ。

別になんてことはないただの印刷した紙。
そう。勉強してなければね。

分かるかな？
活版印刷ってもうほとんどの会社でやってないという絶滅危惧種。
もうこれはマニアックな世界だが、
「マージナルゾーン」が出来ているを見て感動したｗ
詳しくはググッてくれ・・・
文字の周りに出来るちょっと濃いところの事かな。
真っ先にそれを肉眼で確認しちゃったよ。
いやーこれ本当に知らなかったらただの紙だわー。